昨日大阪市内で高齢者のための相続ソナエセミナーに講師として実家のあと片付けについてお話ししました。
お子さんに資産をどのように残したらいいのか?
相続税を抑えるためにどうしたらいいの? タンス預金はどうしたらいい?
など税理士さんや司法書士さん保険のライフプランナーさんと一緒にお話しさせてもらいました。
その場でお話しした内容は
①「空き家対策特別措置法」の改正案が12月に施行されます。
「特定空き家」は以前から固定資産税が住宅用地の特例(1/6に減税され)が解除されて税金が上がります。と決まりがありますが、さらにに「特定空き家」になる可能性がある「管理不全空き家等」(新設)に指定されるとおなじように特例が解除されて税金が上がります。
その為の対策は管理をしっかりする事!!業者さんに管理を依頼
周りに迷惑を掛けない事 庭木の管理など
②自宅の価格って知っていますか?相続税の計算をするにも家を売るにも価格が分からなかったら何も始まりません。
公示地価:国土交通省が発表する土地売買の目安となる価格のこと
基準地価:都道府県が発表する土地売買の目安となる価格のこと
路線価(相続税路線価):国税庁が発表する相続税や贈与税の基準となる価格のこと
固定資産税評価額:市区町村が固定資産税を計算するために不動産を評価した価格のこと
実勢価格:実際に土地の売買が行われる価格のこと(または取引された価格のこと
土地の実勢価格の目安=土地の公示価格 × 面積 × 1.2前後
感じたこと
高齢者にこの話をしたのですが、何となく理解を頂いていたのですが、
死んだ後の事言われても・・・そんなことより相続税を抑えられるの?・・・に興味があったようでミスマッチだったのかなぁと感じつつ、高齢者に自分が相続で亡くなってその後の事をお伝えしても失礼なこと言っていないかなぁと、でもお伝えしておかないと残された皆さんが困るんだけどなぁといろいろ考えさせられました
コニュニティーを大切にした不動産取引を普段から心がけていますが不動産に関わる人としてもっとお客様に寄り添う必要があるなぁと感じた時間でした。