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  • マンション大規模修繕をめぐる“なりすまし不正”

    今日は、全国で相次いでいる「マンション大規模修繕をめぐる“なりすまし不正”」について、ポイントを絞ってお話しします。大規模修繕は住民の資産を守る大事な工事ですが、その裏側で悪質な手口が広がっています。

    ■ 1. 何が起きたのか?まずは事件の概要です。
    • 神奈川県のマンションで、工事会社の社員2人が住民になりすまし、大規模修繕委員会に参加。
    • 目的は、自社に有利な工事受注を誘導すること。
    • 区分所有者本人や家族を名乗り、委員会資料の作成まで担当していた。
    • 身元確認で不審が発覚し、警察が住居侵入の疑いで逮捕。
    〈コメント〉
    住民のふりをして委員会に入り込む——まさかと思うような手口ですが、実際に起きてしまった事件です。
    ■ 2. 手口のポイント どんな方法で不正が行われたのか。
    • 委員会資料の改ざんし、見積もり比較表を操作し、特定の設計コンサルが選ばれるよう誘導。
    • そのコンサルの社長は、なりすまし側の工事会社の元社員。
    • 複数マンションで同様の手口千葉県800戸マンションでも、別の人物が親族になりすまして委員会に参加。
    • 別の工事会社の社長が、会社名義で住戸を購入し、区分所有者として委員会に入り込んでいた例も。
    • 名義の入手方法も巧妙「覆面調査員募集」のチラシを使い、住民の家族から名義を取得していたケースも。
    〈コメント〉
    ここまで来ると、単発の事件ではなく“仕組みとして狙われている”と言ってもいい状況です。

    ■ 3. なぜ起きたのか
    背景には、マンション管理の構造的な弱点があります。
    • 大規模修繕は数千万円〜数億円規模のビジネスで、利権が大きい。
    • 委員会の選任時に、本人確認が義務化されていないという制度の隙があった。
    • 住民の高齢化や無関心につけ込まれ、委員会の意思決定を乗っ取ることが可能だった。
    〈コメント〉
    「まさかそんなことは起きないだろう」という油断が、悪意の入り込む余地を生んでしまいます。

    ■ 4. 対策はどう進んでいるか
    国も民間も、再発防止に動き始めています。
    • 国土交通省が管理規約を見直し委員・理事の選任時に「本人確認を促す条文」を追加する方針。
    • 相談対応や事例共有で、トラブルの未然防止を目指す。
    〈コメント〉
    制度と現場、両方から対策が進むが対策は甘いので注意は必要。

    ■ 5. 住民が気をつけるべきこと 最後に、私たち住民ができることです。
    • 委員会や総会の情報に、最低限の関心を持つ。
    • 委員・理事に立候補する人の本人確認を徹底する。
    • 不審な行動や不自然な資料があれば、管理会社任せにせず確認する。
    • 必要に応じて、第三者の専門家に相談する。
    〈コメント〉
    “ちょっと気にかける”だけでも、不正の入り込む余地は大きく減ります。

    ■ まとめ
    • 今回の事件は、マンション管理の“盲点”を突いた悪質な不正。
    • 住民の資産と安全を守るためには、「本人確認」「情報共有」「住民の関心」この3つが欠かせません。
    〈締めのコメント〉
    性善説(中国の孟子(もうし)の「人間は本性が善であるという考え方」
    儒家の思想家であり、仁・義・礼・智といった四端の心を基盤とする人間の本性や倫理が壊れてきているように思います。度が過ぎる!!
    管理会社がやってくれるだろうと人任せにせず、マンションは、そこに暮らす人たちの共同財産です。みんなで少しずつ目を配ることで、安心できる住まいが守られていきます。地域の繋がりを大切にしてくださいね