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  • 長期譲渡と所得計算

    今日は税金についてお話します。

    先日、納税協会の租税教室を神戸市内の小学校で、子供達に税金の大切さを説明しました。

    クイズ 例えば、小学生1人の教育費でどのぐらいの税金が教育費として使われているか?

    ①52万円  ②93万円  ③138万円

    答え 約93万円/年 小学生から高校生まででおよそ1100万円~1200万円の税金が使われています。

    税金って払いたくないですよね。でも税金の無い世界を考えると公共インフラや行政サービス、警察、消防、自衛隊、学校などすべてが機能しなくなります。税金はみんなを助け合う仕組みなんですよ!
    税金だけではなくお金自体には価値が無く信用だけですよね?感謝の気持ちの対価としてやり取りされているんです。とは言っても税金はなるべく抑えたいですよね?

    ご高齢者は相続税など抑えたいとご相談をうけることが多いです。控除の手続きなどを税理士さんとされて無事にご相続手続きと納税を抑えて完了となるのですが・・・その後、相続不動産を売却する際に注意してほしいことがあります

    譲渡益(譲渡所得)の計算方法

    譲渡所得は、土地や建物を売った金額から、その必要経費としての不動産の取得費や譲渡費用を差し引いて計算します。

    譲渡益(譲渡所得)= 売却代金 -(土地の取得費 + 土地の譲渡費用)

    ■相続不動産を売却する際は、期間は親が買った時。取得費が分かるもの経費などが必要です。

    長期譲渡所得とは譲渡した年の1月1日において所有期間が5年超となるもの 15%

    短期譲渡所得とは譲渡した年の1月1日において所有期間が5年以下となるもの 30%

    被相続人(親)が取得してから相当期間経過している等の理由により取得費が不明の場合には、概算取得費として、売却額の5%相当額を取得費とする決まりがあります。「95%が利益でしょ!」と処理

    だから過去の契約書、工事請負契約書、権利証など不動産に係る資料はしっかり保管しておいてください!!節税したけど結局また払わないといけないことになります・・・

    無駄な税金を払わない為にもしっかりと準備することと、税金を無駄使いしない国民の意見を尻労伝えることが大切だと思います。