①承継通知書(家賃振込口座変更)のご案内の詐欺に注意!!
1棟収益マンションの旧所有者から新所有者へ不動産が売買された際に賃貸マンション(アパート)の入居者向けに連絡が届きます。
内容は〇月〇日付をもって島崎マンションを売却しました
旧所有者:田中たろう(仮名)から新所有者:山田じろう(仮名)へ所有権が移転
来月からの家賃は 新管理会社:リーフクリエーション
○○銀行○○支店口座 普通123456にお振込みください
賃貸契約書の権利を新所有者がそのまま引き継ぎましたので、賃貸契約の条件の変更はありません。(敷金なども引き継ぎ)といった内容です。
所有者と家賃の振込口座が変更するため通知をお送りします。
②素直に信じてしまうと所有者が変わったので「新しいところに振り込めばいいんだ」
⇒翌月から振込をして1か月ほどして旧管理会社から「お家賃のお支払いお忘れではないでしょうか?」と連絡が来て事件が発覚。
⇒事件発覚まで双方ともに分からず時間だけが過ぎるのでトラブルに巻き込まれやすい
他の事例
「家賃の支払いをオンライン化します」とウソのチラシを賃貸住宅に配り、現金をだまし取ったとして、45歳の男が逮捕された。被害者がQRコードを読み込むとLINEの友達に追加され、容疑者の銀行口座に家賃の振り込みを指示するメッセージが届き振り込んだ。
承継通知が入った場合の対処法
1. 承継通知書に旧所有者・旧管理会社の記名押印があるか?を確認。2. 管理している旧所有者・管理会社に承継通知書が届いたことを連絡
3. ①②で問題が無ければ新所有者・管理会社へ連絡
4. 問題が無ければ次月から新口座に振り込み